「英語を英語で学ぶ」という英語の勉強方法を実践したい人向けに、これまで「SIDE by SIDE」、「New Headway」、「English Grammar in Use」、「MASTERING the American ACCENT」を紹介してきました。
世界的に名の知れた名だたるテキストが並ぶ中、今回は「ENGLISH THE AMERICAN WAY」という英語本をご紹介したいと思います。
世界中で評価が高い英語テキスト!
Amazonの口コミは437件もあり、その88%もの人が星4つ以上という評価で、インドやブラジル、イタリアなど、世界中の人からの口コミ評判が投稿されていることからも、その人気がわかります。
私個人としての感想
中上級以上でないとやはりマスターするのはタイト…しかし!
当然といえば当然ですが、これだけのボリュームがある英語のみで書かれた本ですので、初心者向けでないことは誰が見てもわかります。
初心者の方には「SIDE by SIDE」がオススメです。全ページカラーで可愛いイラストが沢山入っており、かなりやりやすいと思います。
ですがある程度勉強された方にはそこまで難しい内容ではありませんので、あまり気難しく考えずとりあえず手に入れて読んでみてはいかがでしょうか。
難しいとはいっても21unit
「ENGLISH THE AMERICAN WAY」を見てやるのを躊躇するのはその分厚さです。「SIDE by SIDE」の3冊分はあります。
とはいってもこの本、21のunitで構成されていて、そう考えれば大したことないですよ!!(←と思いこむ)
決めやすい目標としては10か11unit を1か月ですれば約2か月で終わります。
洋書多読のコツを使う
「快読100万語!ペーパーバックへの道」、「さよなら英文法!多読が育てる英語力」などの著者で知られる酒井邦秀先生がオススメする英語多読のコツである、辞書を引かない・分からない語はとばす(とばし読み)などの読み方をすれば、「ENGLISH THE AMERICAN WAY」の完読も夢ではないでしょう。
なんとなく分かるのは勿論、ちょっと分からないな、と思った部分であっても飛ばして読んでしまう、というやり方です。
それはちょっと…と思う方も多いかもしれませんが、挫折して途中で投げ出してしまうことを考えれば合理的なやり方ですよね。 一番大事なのは見る・読む時間が多いほど身につく、ということですから。当然といえば当然。
ダイアローグのみ読む・聴く
この本の一番ポイントとなるダイアローグ部分はそこまで難しくなくやりやすいですし、アメリカの生活文化がわかりそこだけをやっても十分勉強になります。
重要単語部分が太字になっていて解説がついていますので、つまづきにくいと思います。
付属のCDもダイアローグ部分のみの収録となっているので、常に聴いていれば理解できるようになります。
その他「ENGLISH THE AMERICAN WAY」シリーズ
「ENGLISH THE AMERICAN WAY」は非常に人気がありシリーズ化しています。
第2版!!初版を済ませて更に勉強したい方に!!
初版を読み込んで十分に勉強された方はかなりの実力がついているでしょう。
第2版だからといって難易度がとくに上がるわけではないです。
ですから上のレベルを目指したい人向けという考えではなく、この本が本当に好きになってもっと読みたい!という人向けの本ということが言えると思います。
留学生向けバージョン!!
英語圏への留学を考えている方向け。
留学生が会話しているシーンがダイアローグで出てくるので留学したときに役立つ内容になっています。
記念日バージョン!!
番外編とでもいうべき一冊。
こちらもイースターやハロウィンなど、アメリカの文化に触れることが出来て楽しい一冊となっています。
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