日本で取れるソムリエの資格・JSAとANSA?両方の取得者が詳しく説明します!

資格

ソムリエの資格、と聞いてどんな印象を抱きますか?

持っていると言ったら わあ、すごいね!!という反応が大半です。

日本で取れるソムリエ資格は大きく分けて2つ、日本ソムリエ協会(JSA)と全日本ソムリエ連盟(ANSA)といった協会がそれぞれソムリエ資格というものを認定しています。

今回は2つの資格の紹介と両者の違い、難易度はどういったものなのか、などといった比較を探求していきたいと思います。

全日本ソムリエ連盟(ANSA)の資格を取得するのもあり

最短最速で無試験でも取得可能!!まずは手っ取り早くソムリエ資格が欲しい場合はANSA!

 

こちらの教本はなかなかのボリュームで充実していますが、わかりやすくとても扱いやすいものです。

基礎的な事項は一通り網羅してあり、やはり日本ソムリエ協会のソムリエやワインエキスパート資格を視野に入れた予行演習としてまず取るには非常に良い練習になりました。

ワインのことがまったくわからない状態からいきなりソムリエ資格を取るのは敷居が高く、とてもじゃないけど自分には無理だ、と思っていましたが、色々とネットなどで検索していくうちに、もっと簡単に取得できるソムリエ資格の存在を知りました。

とにかく私は金のブドウバッジとソムリエの認定証が早く欲しくて仕方がありませんでしたので、まずこちらの資格から取ろうと飛びつきました。

早く胸に金バッジを付けたかったのです。

こちらの資格は通信講座を修了するだけでも取得できるのですが、私の場合将来的には日本ソムリエ協会のソムリエ資格もいずれ取るつもりでしたので、予行演習的な意味で実際に筆記試験と実技試験を受けました。

https://twitter.com/genki_sudo/status/800676088326144006?s=20

↑ANSAソムリエを取得しバッジを身に着け笑顔の須藤元気さん

 

こちらの協会で発行されているソムリエの教本は分厚いですが分かりやすく、初心者でもとっつきやすく参考になりました。 私は実践経験もある程度ありましたので、なんなく受かることができましたし、経験が無い方でも受かりやすい資格ですので、当時の私のようにとにかく短時間で早く金のブドウバッジと認定証が欲しい!!という方には非常におすすめな資格だと思います。

デメリットとしましてはワインに少し詳しい方は全日本ソムリエ連盟のソムリエ資格は簡単すぎてまったくステータスにならない、という認識がありますので、決して胸を張ってこの団体のこの資格を持ってます!!と大っぴらに言えるものではない、ということがありますので、単に自己満足やあくまで趣味として、といった考えでお取りになった方がよいということです。

ただ一般的な大部分の方には全日本ソムリエ連盟のソムリエ資格、と聞いたら立派な資格なように感じますので、ワイン資格に詳しくない方の前では自慢できるのではないか、という面があります。

興味がある方はHPを参照してみてください。

全日本ソムリエ連盟(ANSA) | ワインコーディネーター/ソムリエを認定
ワインコーディネーター/ソムリエを認定

難易度は上がるけどやっぱりメジャーな王道はこちら!!JSAソムリエ

一般社団法人日本ソムリエ協会
ワインに携わる人々の資質の向上とワインを中心とした飲料に関する知識の普及、サービス技術の向上、食品衛生の推進、飲食を提供する環境の衛生的確保などに関する事業を行い、社会的な向上をはかり広く社会への福祉と公衆衛生の向上に貢献することを目的として設立されました。

ソムリエコンクールで世界一になった田崎真也さんが現在会長をつとめている日本ソムリエ協会(JSA)。その協会が主催する公的な資格がJSAソムリエになります。


一般的に胸を張って「私はソムリエ資格を持っています」と言うことが出来るのはこちらです。ANSAは悪く言えば「ばったもん」(関西弁?)すまわち偽物・まがい物という人もいます(人それぞれ考えがあり、私はこの意見には強く反対します。公的に認められたソムリエ資格であるからです。ソムリエ資格にばったもんも何もありません。)

ただやはりレストラン仲間などから認められるのはJSAソムリエ資格であるということですので、最終的には本当にソムリエを目指す人はこちらで間違いないでしょう。

私が推奨する「制しやすいところから攻めろ」(中国の歴史で漢の高祖【劉邦】が楚の将軍【項羽】と戦ったときに劉邦が側近の進言をよく聞き難攻不落の城を迂回して落としやすい城から落としていった成功例から学んだ)を当てはめるとしたら、やはり第一にANSAから取るのを私は推奨いたしますが、金銭面であったり月日や時間がかかることや、やはり本物のみを最速で取りたい、という方で受験資格がある方は最初からこちらを目指すのもよいかとは思います。

この考えは他難関資格にも当てはめることができ、例えば超難関資格の司法試験や司法書士を最初から勉強するのではなく、法学検定や宅建、行政書士から受かってから本題の試験に挑むというような戦法です。

個々考えはあるとは思いますが、小さな成功事例を積み重ねることもひとつの考え

どちらがいいかは本人が決めることではありますよね。

絶対的おすすめ教材は田村由美ワインブック、ワインノート(飛鳥出版)の一択!!

私がJSAソムリエ資格を取得するのに欠かせなかった書籍があります。

「田辺由美ワインブック」と「田辺由美ワインノート」。

この本は絶対に間違いないです!

事実上私がソムリエになれた、まさに人生を変えてくれた本であることに間違いありません。



要点を簡潔に、よーくまとめられていますので非常にとっつきやすく、

載っていることはほぼ試験に出るといってよいです。

そんなに分厚いものではありませんので、まるまる覚えるつもりでくまなく目をこらして丸暗記してしまってください。

筆記試験は間違いなく合格ラインにもっていくことが出来ます。

私が太鼓判を押します。

擦り切れて真っ二つになるまで読み込んでください。

実際に合格後でも実践の場でワイン格付け等を再確認する際などパラパラとめくって思い出したり、使用することも多い書籍です。

私はこの教本で自分なりに語呂合わせや脳に残りやすい音の響きを作ってソムリエを突破しました。 ほんの一部ですが例をこちらに紹介していますので良かったらご覧ください。↓

これで確実!JSAソムリエ・ワインエキスパート試験に合格する奥儀|アキュ|note
こんにちは。 飲食業ウェイター25年以上、JSA認定シニアソムリエ、HRS認定1級レストランサービス技能士、SSI認定日本酒学講師で元フレンチレストランマネージャーの、アキュと申します。 私はまず2007年のJSAワインエキスパート試験に合格し、その後ソムリエ、シニアソムリエと数回試験を受けてきた経験があります。 ...

業界経験者でなくても受けられるJSAワインエキスパート

もうひとつANSAでなくてもJSAソムリエの予行演習、前座として受けることが出来るとしたらJSAワインエキスパートです。

こちらは同じJSAが扱っている資格ですのでJSAソムリエと同じ試験の部分があり、ANSAよりは難しいですが、何よりも実技経験がないという面でJSAソムリエよりはぐっと取得難易度が下がると思いますので、こちらを先に取得する方もいらっしゃいます。

私も当時JSAソムリエ受験資格に満たない(と勘違いしていた)ときにANSAソムリエの後にまず受けて取得をしました。

このワインエキスパートを取得した時点で私は実際にフレンチレストランのソムリエとして働きはじめたのですが、当時は銀色のブドウバッジでしたので、JSAソムリエの金バッジを付けて働いていた同僚や先輩には人一倍目を付けられてよりいっそう厳しく指導されました笑。

今ではパッと見では見分けがつかない金バッジですので、まずはこちらを目指すのも私は全然おすすめだと思っています

どちらが良い?結論は…

いままでの話をまとめると、要は

・手っ取り早くソムリエ資格の称号を手に入れたい!!という方・・・ANSAソムリエ

・実技は怖いし経験年数が足りない、もしくは他職種でソムリエ資格が取れなくても同じブドウの金バッジと同等のワイン資格が欲しい!という方・・・JSAワインエキスパート

・やっぱり難関であっても王道のメジャーなソムリエ資格が欲しい!!という方・・・JSAソムリエ

とそれぞれ進みたいと思った道を決めれば良いと思います。

 

番外編 その他ワイン資格におすすめな教材

 

 

基礎を固めるには上記に上げた「田辺由美ワインブック」「田辺由美ワインノート」一択に絞ってそれを極めきった方が絶対に良いと思いますが、極めきってソムリエ資格を取得してからもブラッシュアップや他のワイン資格も視野に考えるとすれば、他にもおすすめな教材がありますので、紹介したいと思います。

 

上記教本・問題集は米国CSW・CWEや英国WSETなど英語で試験を受けるワイン資格に適した教材で、ページ冒頭部分にこれらの資格試験について詳しく解説があり、その年の試験日程などの記載があります。
こちらをやり込めばJSAソムリエ・ワインエキスパートと同等の難易度と言われているCSWに関しては比較的たやすく取得することが出来るでしょう。

実際にソムリエ実務についた際非常に役に立つ生産者さんに関する資料集です。
高級なワインになってくると作り手さんの名が非常に重要になってきて、最低限知っておくべき著名な生産者について説明がなされています。 ソムリエを取得した後にお客様を相手に説明するときにかなり役立つ書籍で、頻繁に必要になってきますので、ぜひご購入をご検討ください。

こちらもJSAソムリエを取得した後実際に実務に臨むときや、ワインコンクールにも参加したい、と考えている方には避けて通れないほど重要な書籍だと思います。
実際に実践の場に立ってお客様にワインの説明などするときにも役に立ちます。
数々のワインコンクール受賞でその名を馳せた佐藤 陽一氏が著した渾身の一冊で、色々なブドウ品種の特徴を的確に捉えていて非常に参考になりますので、こちらも買って絶対に損はないと思います。

実技で必要なツールなど

パニエは普段実践の場で比較的高価な赤ワインを開けるときに、オリが舞い上がらないようにそっとパニエに寝かせながら開けることが出来るアイテムです。
ソムリエ試験の実技で使用しますので持っておいて損はないと思います。

デカンタは赤ワインに空気を含ませて華やかな香りを開かせるためのアイテムで、不必要なオリを注がないようにするためにも使用されます。
こちらもソムリエ試験では必須アイテムです。

ソムリエにとってソムリエナイフは侍の刀、料理人にとっての包丁のような、なくてはならない道具で右腕のようなもの。上記のようなラギオールナイフを持つのが本格派としての常識ではありますが、初心者にとっては少しはハードルが高く、最初慣れるまでは下記のような二段階式のオープナーは初心者向けで開けやすく、コルクが割れにくいし何より価格がリーズナブルなのでおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

こちらのページを読んでいただいたことで

ソムリエ、ときいたら敷居が高くて…..

と取るのをあきらめていた方や、遠い存在に感じていた方がより身近に感じ、

取得してみよう!!と感じていただけたりしたら嬉しく思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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