コロナ禍で拍車がかかってウーバーイーツや出前館を筆頭に、最近よくフードデリバリーが利用されるようになりました。
リモート勤務など家で巣ごもりしなければならない状況下で、一歩も家から出ずに食事を運んできてくれるというのは本当に便利ですよね。
一方で配達員の人も劇的に増え、街なかで頻繁に見かけるようになりました。
かくいう私も配達員の一員でありまして、あくまでスキマ時間での副業ではありますがウーバーイーツと出前館、フードパンダとDiDiといったフードデリバリーの配達員としてアプリで登録をしています。
何度か配達をしているうちに、ウバックなど配達バッグを背負いながらの稼働が少ししんどく感じるようになってきました。
そこでネットなどの情報を元に見つけたのが、配達バッグを荷台に固定できて最近配達員の間で大人気商品となっている、昭和インダストリーズ「フィクスキャッチ」という商品。
今回は話題のこの商品を取り付けて実際に稼働してみた感想などについて語ってまいりたいと思います。
配達バッグを固定するか、背負うか、についての考察
まずフィクスキャッチを取り付ける以前に、まず配達バッグを固定する派と背負う派の人がいるのでその理由について、固定した場合のメリット・デメリットをまず挙げてみましょう。
固定するメリット
荷物をつい斜めにしてしまったりという心配がない
背負う場合は破損やこぼれないよう斜めにならないようにといいた注意を一件ごと背負う度に気を使わなければいけません。しかし背負って忙しく何件も稼働しているとふとした時にあ、と傾けてしまったり、揺らしてしまうケースは頻繁にあるんですよね。
これは結構な労力を要しますので、それが無い、というのは非常にありがたいことです。
重い荷物を背負わないので圧倒的に楽になる
やはりこれが大きい理由の一つです。 少ない件数だと良いのですが、たくさん配達をすればするほどジャブのようにきいてくるんです。
階段しかない団地なども背負ったまんまの配達はなかなかの重労働になります。
夏場なんかは背中に汗がびっちょりでバッグにくっついて衛生的にもよくありません。
もちろん肩こりもしにくくなりますよ。
固定することで、コンビニやトイレなどに立ち寄ることが可能になる
私の場合これが一番固定することに決めた理由でした。
背負ったままコンビニに入るのはとってもこっ恥ずかしいです。 コンビニのトイレに入るにしても、混んだお店に入るにしても邪魔でなりません。 原付のイスや荷台にそのまま乗っけてお店に入っている人を見かけますが、配達バッグはネットオークションなどで約5,000円以上するために、盗難されるケースも頻繁におこっていますので不用心ですよね。
固定するデメリット
店舗での受け取りや、お客様にお渡しするときはバッグが使えないため料理が冷めやすくなり、場合によっては評価が低くなる可能性がある
まず店員さんからしたら「あれ、この配達員さん、バッグはどうしたんだろう。。」 と感じると思います。
まずバッグを見てウーバーイーツか、フードパンダかなど見分ける店員さんも多いです。「ウーバーイーツです!」とハッキリ言ってもらわないと見た目では分からないし、受け取ってすぐにバッグに入れてもらわないと冷めたりジュースの氷も溶けるだろう、と思ってしまうものです。その点で信用性に欠けると言わざるを得ません。
お客様にしてももっと不審に思うかもしれません。冬など寒い時期は特にラーメンなど頼んだ人からしたら、バッグを持たずに受け取ったら真っ先に思うのではないでしょうか。
→私なりの解決策としては、100均などでも良いのでウバックの中に入る小型の保温バッグを使用するのが良いと思います。
↓ベストはこれ
これをサブバッグとしてウバックの中に入れると、仕切り要らずで更に配達も楽になり、荷崩れも起こしにくいです。
帰宅後固定していたバッグを荷台からはずすことに苦労するかも(工夫次第)
稼働中は便利ではあっても家についてからは固定していたバッグをはずすとなれば、また一苦労があると思います。
これも工夫次第ではありますが、結束バンドなどで固定をするとなれば、はずすときに少し面倒です。
単に目立つ。人目につく。 帰宅後も駐車場など停めておいても結局は盗難の危険性がある
ウバックは目立つので私でも他人のものはつい見てしまいます。 結束バンドなどで固定していてもハサミで切ればすぐに取れてしまいますし、人がいない駐車場に停めて一晩そのままにしていると、翌朝にはなくなっている、なんてこともあるかもしれません。
ウバックを付けはずししやすいように改良してみた
上記のデメリットも踏まえた上で私なりの工夫をしたバッグの取り付け方法についてご紹介したいと思います。
思い切って下部の付属品をハサミで切ってしまう
配達用バッグで代表的なウバックですが、バッグの下部にも色々とベルトが付いていて使う配達員によっては便利なものとなっていますが、荷台に固定するとなればジャラジャラとぶら下がったベルト部分というのは非常に邪魔になります。
ですので思い切って私は切ってしまいました。
その方がスッキリしますし、地面に置いたときにもデコボコとしていないために安定するんです。
そして4カ所リング状の部分がありますので、そこに百均で買った暗証番号型の自転車用リングキーを取り付けてみました。
これをフィクスキャッチに取り付け固定させて完成。とっても簡単に取り付け取り外しが出来るようになりました。
暗証番号は忘れてしまっては大変なのでウバックの中のタグに暗証番号を書いたシールを貼り付けておくとよいです。
これで実際に稼働してみた感想
結論からいうとやはり非常に便利です。上記メリットに上げた通り、背中が蒸れませんしやはり背負う度の荷物が斜めになったりという気を使わなくてすむところも良いですし、効率は確実に向上しました。
私は軽貨物バンでの経験もあり固定するまでは軽バンの方が気候も気にせずできるのの軽バンでやってましたが、ガソリンなどの経費がバイクよりもかかりますし、バッグを固定してからはバイクの方が小回りがきいて狭い道にどんどん入っていけるのでフードデリバリーに関してはバイクを使用するようになりました。
その他配達用取り付けグッズのご紹介
フィクスキャッチの他に私が使用しているグッズを紹介したいと思います。
スマホホルダー
リーズナブルな価格のわりに重厚感もありしっかりとした作りで気に入っています。
防水性があり雨の時も安心して使用できますが、湿度が高いときに見えにくいのが少し難点ではあります。比較的分厚いので薄型のスマホとモバイルバッテリーならいっしょに入れることが出来るのが良いところ。
また下部に配線用穴があいていますので、充電用ケーブルを通す事もできます。
バイク用ハンドルカバー
私はコーナンで一番安いハンドルカバーを買いましたが、これは少し薄手で、これだけでは冬の寒い時期少し物足りないです。 そしてはめてはずしての動作がしにくい!!
春秋くらいならこれで十分防寒できますが、真冬は無理。
ですので配達用で考えたら下記のようなナックルガードが良いのではないでしょうか。
スマホも使える手袋も必須アイテムですね。
風防も取り付けたら鬼に金棒です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はすべてのフードデリバリー配達員の方の労力を減らしてくれる強い味方、大人気のフィクスキャッチを実際に使ってみた感想、メリット・デメリットと私がフードデリバリーで稼働しているとき使用しているその他グッズについてもご紹介させていただきました。
少しでも参考になればうれしく思います。
どうもありがとうございました!!
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